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南海電鉄 1000系 1009F

南海電鉄 1000系 1009F

南海にとっての1990年代最後の増備車

1009Fは、1999年に東急車輌製造を出場した1000系5次車の6両編成である。

本編成を含む5次車では、運転台のトランスポンダ車上子を他形式と同型にすることで、他形式と共通の循環整備が可能となることによるコストカットが図られている。
一方で、4次車にみられたようなステンレス無塗装の幌枠は元の白色塗装に戻されており、外観では2次車や3次車との差異はほとんどない。

なお、同じ5次車である1010Fは年をまたいだ2000年に竣工しているため、本編成が南海電鉄にとって1990年代最後の増備車となっている。

編成と設備

モハ1001サハ1801モハ1301サハ1601モハ1101クハ1501
C#1009
C#1809
C#1309
C#1609C#1109C#1509
1999年 東急車輛製
運転台
PT×2
VVVF
CPPT×2
VVVF
大型CP
女性専用車
VVVF運転台
非常はしご

他編成との差異

広い車体幅全車
黒基調の乗務員室内装C#1009、C#1509
グレーの座席モケット全車
運転台側ステンレス無塗装ワイパーC#1009、C#1509
トランスポンダ非一体型運転台C#1009、C#1509
ラッピング帯全車

主な車歴

1999年落成、南海本線に配置
2018年方向幕LED化、車内LCD設置
2019年前照灯LED化


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