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南海電鉄1000系の車内・運転台
南海1000系はバブル期にコンセプトが策定されたこともあってか、内装はいずれの箇所も重厚感のあるデザインとなっており、座席の座り心地もよい。
南海では少数派となっているボックスシートを有する車両であることも注目すべき点であろう。
客室部

1000系の座席配置はロングシートを基本とし、先頭部以外の車端部のみボックスシートを配置した構成となっている。
座席は全てバケットシートで、十分な奥行きがあり、座面には程よい柔らかさがあって座り心地は良好である。
シートモケットは近年8300系同様のものに変更された編成が増加しているが、形状は従来通りのバケットシートが維持されており、モケット素材が柔らかくなった分、むしろ感触は向上している。
座席以外の特徴としては、全体に薄っすらと緑色の模様が入った壁板や、カバー付きの蛍光灯など、内装は平成初期の鉄道車両としてはスタンダードなものとなっている。

車端部のボックスシートは2人がけが向かい合う形になっており、特急形に比べると窮屈さは否めないものの、座り心地自体は競合する阪和線を走る223系のクロスシートと比べても遜色はない。
先頭部

1000系は南海電鉄屈指の大型のフロントガラスのお陰もあって前面展望はかなり良好であったが、近年になって非常はしご(下り方先頭車のみ)や大型放送機器の設置が行われ、視界は若干狭まってしまった。
とはいえ、現在でも他形式より展望性は優れており、乗務員扉前に立って前面展望を楽しむ沿線の子供達にとっては大当たりに違いないだろう。
運転台

南海の標準である日立製ツーハンドル運転台である。
なお、運転台周りは製造次数による変化に富んでおり、3次車以降は壁板が黒色になる、5次車以降はトランスポンダ車上子が他形式と共通化されるなど千差万別である。

さらに、6次車ではメーターが他形式同様のアナログ式に戻されている。
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