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南海電鉄 1000系 1008F

南海電鉄 1000系 1008F

基本番台唯一のステンレス無塗装幌枠

1008Fは、1998年に東急車輌製造を出場した1000系4次車の6両編成である。

1000系4次車は本編成のみの製造であり、本編成と同一仕様の編成は他に存在していない。

本編成の最大の特徴は、1000系基本番台では4次車のみにみられるステンレス無塗装幌受けである。
南海本線で遠くから走ってくる1000系を見つけたとき、日光を反射して輝く無塗装の幌受けだけで車番を確認することなく識別できる本編成は、南海1000系の中でも見かけたらぜひ撮影しておきたい編成の一つである。

ただし、そうした撮影価値の高い本編成ではあるものの、塗装ではなくラッピングで済まされた帯の劣化が他のラッピング帯編成に比べても明らかに進行しており、残念ながら、南海電鉄で最も塗装状態の悪い編成であると言えるかもしれない。

編成と設備

モハ1001サハ1801モハ1301サハ1601モハ1101クハ1501
C#1008
C#1808
C#1308
C#1608C#1108C#1508
1998年 東急車輛製
運転台
PT×2
VVVF
CPPT×2
VVVF
大型CP
女性専用車
VVVF運転台
非常はしご

他編成との差異

広い車体幅全車
黒基調の乗務員室内装C#1008、C#1508
グレーの座席モケット全車
運転台側ステンレス無塗装ワイパーC#1008、C#1508
ラッピング帯全車
ステンレス無塗装幌受けC#1008、C#1508

主な車歴

1998年落成、南海本線に配置
2018年方向幕・前照灯LED化、車内LCD設置


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