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グレー撮影地(ぐれーさつえいち)
グレー撮影地は、法的にグレーな部分を有する撮影地を指す撮り鉄用語である。この用語は航空機撮影などの分野でも同様の意味で広く用いられているが、ここでは撮り鉄界隈におけるグレー撮影地について説明する。
一般に、鉄道撮影では、
エキセンなどの駅ホーム上からの撮影よりも、三脚の使用が禁止されておらず構図の自由度も高い
沿線撮影地からの撮影が好まれる傾向にある。
一方で、そうした沿線撮影地の中には無断での立ち入りについて明確ではないものの法的な問題が指摘されているような場所が存在し、そうした撮影地はグレー撮影地と呼ばれている。
グレー撮影地に該当するものの例としては、以下のようなものがある。
- 部外者の通行が黙認されている私道
- 道路との境界があいまいな農地
- 道路との境界があいまいな鉄道用地
- 山林(国有林である場合でも、厳密には林野庁への事前申告が必要である)
- 勝手踏切
これらのグレー撮影地は、厳密には違法であるものの撮影が黙認されている場合がほとんどであり、実際に法的問題となることは多くない。
一方、撮影した写真を営利目的で使用する(販売など)場合や、コンテストなどに応募する場合は問題となる可能性が高まるため、こうした利用は自粛すべきである。
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