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チンドコ列車(ちんどこれっしゃ)

チンドコ列車は、定期列車では絶対に併結しないような組み合わせの形式同士が併結している列車を指す撮り鉄用語である。
珍ドコ列車や、チンドコ編成と表記される場合もある。

元は、昭和末期から平成初期にかけて、民営化後間もないJRで運転された様々なイベント列車を指す用語であり、当時は、国鉄型車両の併結の柔軟性を活かして165系の前後に103系の先頭車を連結した「お父さん感謝大漁号」など、現在では(と、いうより、当時でさえ)まず考えられないような組成の列車が営業列車として運行されていた。

現在でも、この語は、国鉄型車両の減少に伴って本来の用法で使用されることが減った一方で、私鉄のイベント列車や貨物の不定期列車の組成の珍しさを表現する際にSNSで使用されるなど、ベテランの撮り鉄を中心に意味を少しずつ変えながら用いられ続けている。
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