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ひじきワイパー
ひじきワイパーは、もともと黒色以外の色であった鉄道車両のワイパー部品が、黒色のものに交換された状態を指す撮り鉄のスラングである。
一般的に、鉄道車両のワイパーは車体の塗装に合わせたデザインのものが落成時から初期装備として設置されている。
このワイパーは、近年製造された車両では落ち着いた色調が好まれることもあってワイパーブレードに黒色を採用するものが主流である一方、1980年代以前に落成した車両では未来的なイメージを持たせるステンレス無塗装のワイパーブレードが広く用いられていた。
しかし、このようなステンレス無塗装のワイパーを装備していた車両においても、近年は入手性の問題などからワイパー全体や一部の部品が黒色のものに交換されることも少なくはない。
一部の撮り鉄はこうしたあと付けの黒色ワイパーが車体のデザインと調和しない様子を「ひじきワイパー」と呼んで嫌うのである。
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