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ワープ
ワープは、以下の2種類の異なる意味で用いられる鉄道関連用語である。
(1)青春18きっぷを使用した旅行中に新幹線を利用すること(新幹線ワープ)
(2)JR四国の旅行商品販売窓口(ワーププラザ)
この記事では、それぞれの意味について順に説明する
新幹線ワープ
新幹線ワープとは、青春18きっぷを使用した旅行中に、新幹線を利用して目的地までの所要時間を短縮するテクニックである。
青春18きっぷは、通常、新幹線の乗車券として用いることはできないが、青春18きっぷとは別に通常の乗車券付き新幹線特急券を定価で購入して新幹線を利用することは可能である。
そのため、日程の都合上在来線では目的地に間に合わない場合などでは、一部区間を定価で新幹線に乗車するという手段は、旅費こそ嵩むものの時間短縮としては有用な手段となってくる。
この移動手段を、SF作品などで扱われることの多い高速な移動手段である空間ワープになぞらえ、「ワープ」と呼ぶのである。
なお、18きっぷの旅の最中、JR側の都合で新幹線と並行する在来線が長時間運休する場合などは特例的に18きっぷを新幹線の乗車券として使用することが認められる場合があるものの、これについては一般的にワープとは呼ばないことが多いようである。
ワーププラザ
ワーププラザは、JR四国系列の旅行商品販売窓口の名称である。
JR四国では他のJR各社の窓口では購入できないフリーパスなどを多く販売しており、こうしたフリーパスを四国以外で事前購入するにはワーププラザを利用するしかないため、店舗数こそ少ないものの、一部の鉄道ファンには重宝されている存在である。
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