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エンカ

エンカとは、遭遇を意味するエンカウントの略であり、出先で誰かと会うことを意味するインターネットスラングである。稀に誤植などで同じ読みの「塩化」と表記されることもある。
ここでは、鉄道ファンにおけるエンカについて説明する。

鉄道ファン、特に撮り鉄の場合、イベント列車などが運行されると、撮影のために特定の駅や撮影地に大勢の撮り鉄が押しかける事象が発生する。

そうすると、もともと意図していなくとも、同じ駅にSNSで相互フォローの関係にある人物などのいわゆる「ネット上の知り合い」が居るという状況が生まれうるし、撮影地で挨拶した相手がSNSのフォロワーだったなどという事例も珍しくない。
このようなときに、どうせ同じ駅にいるのだから一緒に撮影しよう、となるのが鉄道ファンのエンカである。

鉄道ファンにおいてはこうしたエンカが頻繁に発生するため、インターネット上で知り合った人物とのエンカには心理的障壁がないのが一般的であり、鉄道ファンでない人々からすると不思議に感じられることも少なくないようである。

いずれにせよ、趣味なのだから楽しむに越したことはない。
それがネット上での出会いだろうと、お互いが望むなら趣味の合う仲間と会話を弾ませるひとときを過ごすのは悪くないだろう。
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