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逆組成(ぎゃくそせい)
逆組成とは、所定の連結順とは逆の順序で組成された編成を指す撮り鉄用語である。
例えば、JR西日本の新快速では、4両編成が敦賀方、8両編成が上郡方となるように12両編成を組んで運転される列車がほとんどであるが、日に数本だけその逆(4両編成を上郡方)に連結した列車が設定されており、「逆組成新快速」などと呼ばれている。
また、逆組成は、ダイヤ乱れによる多層建て列車の到着順序の入れ替わりや、一方の編成の先頭車で発生した運転台機器の不調などによっても実施される場合があり、撮り鉄の間ではこのような組成を
ネタとして好んで撮影する者も少なくない。
なお、近鉄奈良線の10両編成のように、運行形態の変更(近鉄奈良線の場合は阪神なんば線との直通運転開始)によって所定の連結順が逆になった例も知られており、この場合は、運行形態変更前のほとんどの組成が、現在から見れば逆組成であることになる。
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