鉄道関連用語集鉄道車両図鑑ファン基礎講座
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錆取り列車(さびとりれっしゃ)

錆取り列車とは、レールの錆を取るために運転される回送列車である。

鉄道においては、レールは単なる列車の「道」として車両を支えるだけでなく、電化路線においては架線から列車のモーターを流れてくる電流を変電所に返す回路の一部として機能しているため、表面が錆びて電流の流れにくい状態となっていることは好ましくない。
また、非電化路線においても、踏切ではレールに電流を流すことで列車の通過を検知していることも多く、レールの錆はやはり大きな問題とされる。

通常、レールの錆は車輪との摩擦により自然と除去されるものであるが、営業列車が使用することのないような渡り線などでは車輪との摩擦による錆の除去は期待できないため、このような箇所の錆取りのみを目的とした回送列車が運転されることがあり、これを錆取り列車と呼ぶのである。

なお、一部の鉄道事業者では、錆取り列車を運転しなくても済むように、わざと1日に1本だけ同じ行き先の他の列車とは違う乗り場を発着する列車を設定するなどして、使用頻度の低い線路の錆取りを行なっている例も知られている。
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