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トップナンバー

クモハ223-1の車番プレート
トップナンバーは、その形式の第1編成を指してファンの間で用いられる用語である。「トプナン」と略されることも多い。
この他に、第2編成を指す「セカンドナンバー」や、最終編成を指す「ラストナンバー」といった用語も一部では用いられている。

鉄道車両では、走行距離の管理などの都合から、原則として全車に一意な車番が順に割り当てられている。
ファンの間ではこうした車番でその形式の最初の番号(多くの場合は1から付番されるが、神戸市営地下鉄のように別の形式の続番とする場合もある)のものはある種のレア車両であり、また、こうした車両には試作的な要素が存在することが多いことから、トップナンバーと呼んで特別視されている。

なお、阪急電鉄や山陽電鉄では車番を0から付番するため、例えば阪急8000系では、8000Fがトップナンバーであり、8001Fはトップナンバーではない。

また、一つの形式を複数の車両メーカーで製造した場合、第1編成が竣工するより前に、別の工場で第2の編成以降の編成が竣工してしまうことも珍しくない。このような場合であっても、第一編成をトップナンバーと呼ぶことが多いため、トップナンバーであるからといって、必ずしもその形式で最初に竣工した編成であるとは限らない点には注意が必要である。

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