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鳥鉄(とりてつ)
鳥鉄は、「撮り鉄」をもじった表現であり、撮り鉄界隈において、被写体の列車に野鳥が
被ることを指すスラングである。
一般に、運行ダイヤから対向列車が被る可能性の低い撮影地を選んで
ネタを撮影する
バリ鉄であるが、野鳥の行動までは予測することが難しいため、野鳥による被りは回避の難しいトラブルとして認識されている。
野鳥、特にハトなどは常に飛行しているわけではなく、列車の通過までは線路脇で餌を探していることがほとんどで、これが列車の接近に驚いて飛び立つため、鉄道撮影における野鳥の写り込みは意外にも多い。
野鳥が線路用地内にいる場合は近づいて追い払うのは困難であり、また、住宅街に近い撮影地では音を出して近づかせないようにすることも迷惑となるため、野鳥による被りはもはや諦めるより他にないというのが実情で、撮り鉄の間では野鳥を
地雷鉄に見立てて「鳥鉄
乱入」と表現されることも珍しくない。
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