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バラスト

バラストは、砕石を意味する鉄道用語である。スを省略してバラスと呼ばれることも多い。

鉄道と建築以外の分野では、一般に、死重を意味する用語として用いられるバラストであるが、鉄道においては、もっぱら、線路の路盤を構成する砕石(砂利)を指して用いられる。

路盤にバラストを用いるメリットは多く、騒音や振動の吸収や、水はけの改善、雑草の抑制などが挙げられ、これらのメリットから、地上で使用される鉄道用路盤材としてバラストは圧倒的にメジャーな存在となっている。

一方で、地下や高架上ではコンクリート製部材を組み合わせたメンテナンスの手間が少ない路盤が採用されることが多いなど、適材適所で使い分けがなされているようである。
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