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部品取り(ぶひんとり)

部品取りは、鉄道車両から部品を取り外して他の車両に流用すること、及び、その部品を取り外される車両を指す用語である。

鉄道車両に限らず、機械整備では他の同型の機械に使用するために部品を取り外すということは広く行われており、このような整備は「共食い整備」と呼ばれている。

言うまでもなく、機械では部品の故障が発生した場合は新品の部品を購入して交換するのが基本であるが、部品が海外製である、あるいは、製造中止になっているなどして入手困難な場合、同型の機械から部品を取り外して利用することがしばしば行われる。
このような場合、部品取りの機械には既に何かしらの故障があるものが選ばれ、故障のない部分の部品を取り外して使用するのが一般的である。

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