鉄道関連用語集鉄道車両図鑑ファン基礎講座
トップページ > 鉄道関連用語集 >

非貫通型(ひかんつうがた)

103系の並び
非貫通型は、先頭車両正面に貫通扉を設けていない鉄道車両の様式である。

複数編成を連結した際に編成間の通行ができないというデメリットを抱える非貫通型ではあるものの、運転台スペースを広く取れることや、流線型などの空気力学的に優れた前面形状にできることなどから、特急形車両を中心に採用が多い。

一方で、近年は、安全上貫通型先頭車でなければならない地下路線として開業する新路線が多いことや、設計の共通化による設計コストの削減などから、これまで非貫通型車両で運行されていた列車に貫通型の新車を導入するといった例も散見されるようになっている。

また、阪急電鉄や阪神電鉄のように、自社線内を走行する全ての営業列車が貫通型であるような鉄道会社も珍しくない。
広告
(広告の募集は現在行っていません)