ラーメン架線柱(らーめんがせんちゅう)

ラーメン架線柱は、比較的細い鉄板をかご状に組み合わせた構造の架線柱である。

ラーメン構造とは、骨組み材をかご状に組み合わせて固定することで強度を得る構造を指す建築用語(当然ながら、中華そばとは無関係)であり、この構造を採用した架線柱をラーメン架線柱と呼ぶ。

ラーメン構造は鉄板以外の材料でも形成可能なものの、鉄道用架線柱においてはほとんどの場合で強度や耐久性の観点からめっき鋼板が採用されている。

ラーメン構造を採用するメリットとしては、コンクリート製架線柱に比べて軽量化や大型化が可能となることが挙げられ、複々線区間や高架上などでは特に多く使用されている。

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