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空待避(からたいひ)
空待避は、待避(通過待ち)を行わないにも関わらず、本線ではない乗り場で長時間停車することを指す鉄道用語である。
乗客からすれば時間の無駄に他ならない空待避であるが、以下のいずれかの目的を持って設定されていることがほとんどであり、鉄道の運行上はやむを得ないものであるといえる。
不定期列車を待避している場合
特定のシーズンにだけ運行される
不定期の優等列車が存在する場合、その列車の運転される日だけ列車の停車時間を変更すると、後の駅の停車時間も全てずれることとなり、乗客はもちろん乗務員にとってもややこしい。
そのため、一部の鉄道会社では、不定期列車が運転されない日でも優等列車の待避を前提とした
スジで列車を運転している場合がある。
ダイヤ乱れで通過列車が運休となった場合
ダイヤ乱れなどにより、通過するはずだった優等列車が運休となった場合、空待避が発生することがある。
もちろん、物理的には、空待避を行わずそのまま運転を継続することも可能ではあるのだが、そうすると必然的に早発となってしまうため、よほどの理由がない限りはそのようなことは行われない。
なお、優等列車の待避ではないにも関わらず、本線でない乗り場を使用するケースとしては、空待避以外に
錆取りも考えられるが、近年は保守作業の合理化のためにそのような使用頻度の低い乗り場そのものを廃止してしまう事例も増えており、錆取り目的で本線以外の乗り場を使用する
営業列車は珍しい存在となっている。
また、単線においては、交換可能な駅が限られることから、対向列車と交換する予定の駅が利用客の少ない小規模な駅であるような場合には、それより手前の比較的大きな駅で長時間停車して時間調整を行う場合がある。
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