鉄道関連用語集鉄道車両図鑑ファン基礎講座
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陰湿ワイパー(いんしつわいぱー)

陰湿ワイパーとは、鉄道車両のワイパーの状態に関して撮り鉄の間で用いられる俗語である。

一般に、鉄道員の方々の多くは「幼い頃から鉄道が好きだった」、「社会を支える鉄道に携わりたい」、「地域住民の足である鉄道を守りたい」といった志を持って鉄道会社に入社しており、各鉄道会社が接客指導に力を入れていることもあって、ファンに対する対応も素晴らしい方々がほとんどである。

しかしながら、人間という生き物にはいつも例外が付き物であり、全ての鉄道員がファンに対して良いイメージを持っているわけではない。
一部の鉄道員はファン、特に撮り鉄に対して強い嫌悪感を抱いており、列車が撮影ポイントに差し掛かったところで前照灯を突然ハイビームにするなどの撮影妨害行為が行われることもないわけではない。

このような撮影妨害行為のうち、故意にワイパーがチェンジワイパーや開脚ワイパーとされた状態を陰湿ワイパーと呼び、頻繁に陰湿ワイパーを行う運転士を陰湿ウテシと呼ぶのである。

なお、もう一度言っておくが、陰湿ウテシと呼ばれるような人物は全鉄道員のごくわずかな例外であり、大部分の鉄道員は安全運行を心がけ、素晴らしい接客対応を行われている方々である。
鉄道員の方々の接客態度などについて名指しで批判するような行為は慎むべきであろう。
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