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開放(かいほう)

開放は、レンズの絞りを開くことを意味するカメラ用語である。
鉄道車両の連結を解除する「解放」については、解放の記事を参照されたい。

また、電気回路設計において、端子にケーブルが接続されていない状態も「開放」と呼ぶが、ここでは説明を割愛する。

カメラ用語としての「開放」

カメラ、特に一眼レフでは、絞りを調整することでピントが合う範囲を調整できるようになっているレンズが主流であるが、このレンズの絞りを最大まで開く操作を開放と称し、その際のF値を開放F値と呼ぶ。

レンズを開放状態にすることで、ピントの合っていない部分のボケが強まり、背景の存在感を抑えて被写体を際立たせることができる他、夜間撮影でもノイズが乗りにくいなどのメリットがある。

ただし、開放状態ではピンぼけが発生しやすいことに加え、そもそも開放状態よりも少し絞った状態のほうが画質が良くなる造りになっているレンズも多く、撮影条件によって使い分けるのが妥当であろう。

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