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ニッパレンズ

ニッパレンズは、開放F値が2.8であるような一眼レフ用交換レンズを指すカメラ用語である。ズームレンズとしてはハイエンドモデルに相当し、特に焦点距離70〜200mmのものはナナニッパと呼称される。

鉄道撮影におけるニッパレンズ

鉄道撮影では、ノイズが問題となりやすい夜間撮影においてニッパレンズが活躍する。

カメラ全般に言えることではあるが、通常、同じシャッタースピードでの撮影であれば開放F値の小さなレンズほどノイズの少ない写真が撮影可能であり、長時間シャッターを開ける手法でノイズを低減することが困難な通過列車の撮影では、開放F値の小さなレンズを使用することがノイズ低減のための限られた手段の1つとなるのである。

また、キヤノンの70-200mm F2.8シリーズは絞り羽根枚数が偶数であることから光芒がはっきりと描写される特性があり、バルブ撮影で使用する機材としても好まれている。

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